2010年12月29日水曜日

玄関パネル


穂高有明に工房を構える アトリエ宇(sora) さん。 玄関ドア用のパネルを作らせて頂きました。 宇さんの作る木工作品は、優しく、温かく、楽しく、という印象をうけました。そんな感じが伝わればいいなと思います。


2010年12月21日火曜日

朝ごはん


今年は山の動物達が食べ物を求めてよく里に下りてきます。

熊は冬眠したのか、さすがに出没情報はなくなりました。今度は猿の群れが、隣の大豆畑にやってきました。刈り取った後の畑に落ちている大豆をみんなで食べています。こんなに沢山の猿が来たのは初めてで、思わず眺めてしまいました。


2010年12月15日水曜日

30年ぶり


インターネットの世界では驚くような事がいろいろ起こります。

私にもびっくりするような嬉しい事がありました。30年ほど前にロンドンで出会ったアメリカ人の友人からメールが届きました。

ロンドンを出た後も2~3年は手紙のやりとりがあったのですが、それぞれ住所も変わりいつの間にか音信不通になっていました。 突然のメールを見た時は本当に驚きました。いろいろ検索の結果HPを見つけたとの事でした。 インターネットなしでは考えられない事で、30年前とは隔世の感があります。慣れない英文に四苦八苦ですが、楽しい時間です。


2010年12月8日水曜日

野沢菜


今年も野沢菜を漬けました。

お隣の畑で採れた野沢菜を頂くようになってから、野沢菜漬けが毎年恒例になりました。一輪車に山盛り積むとだいたい10kgから15kg。今年も13kgくらいでしょうか、四角いプラスティックの樽いっぱいになりました。塩と砂糖と野沢菜漬けの素を少し入れて漬け込みます。冬の食卓の定番、美味しく漬かりますように。


2010年11月15日月曜日

玉乗り猫


近所の農家が趣味で作っている大きなカボチャを頂きました。

庭に置くとそれだけで何だか楽しくなります。 ロンちゃんは早速玉乗りの練習?

”よし、芸を磨いてこのカボチャのようにビッグになるぞ。 しっかり稼いで、私を拾って育ててくれた飼い主に恩返しをするんだ!” 

な~んて思ってないか・・・・・親バカのひとり言


2010年11月8日月曜日

ランチカフェ岳樺


ランチカフェ岳樺 が10月にオープンしたので行ってきました。

以前、池田町のクラフトパークにあったレストランで、大町での営業を経て、池田町会染に引っ越しました。 その日は少し早めに行ったので、一番乗りでした。スープ、サラダ、エビのパスタ、デザートとコーヒー、久しぶりの岳樺ランチをいただきました。自宅を改装した店内は案外広く、15席くらいあり、テラスにもテーブル席があります。暖かい日は外が気持ち良さそう。室内はお店というより友人宅のダイニングで食事をしているようなアットホームな感じでくつろぎます。

2010年10月29日金曜日

展示会

阪急百貨店美術画廊での個展、無事終了いたしました。

2年ぶりにお会いする方、初めての方、10年ぶりの方、2年に1度の展示会も12回目になると、長い方では20年来のおつき合いになります。 応援して下さる皆様のお陰で続けてこられたと感謝の気持ちで一杯です。 今回もいくつかの新しい試みを提案しましたが、それなりの評価をして頂き嬉しい手応えを感じています。 旧交を深めたり、新しい出会いがあったりと楽しい一週間でした。 

ご来場下さった皆さま本当にありがとうございました。


2010年10月15日金曜日

熊の出没

各地で熊の被害がニュースになっています。

松川村も例外でなく、夏から数頭の熊が捕獲されています。 いつも散歩する近所の林道でも熊を見たという人の話を何度か聞きました。 ”熊に注意” というポスターと、最近になって大きな幕も掲げられました。

穂高有明の別荘地に住む知人の話では、室内で飼っている子犬2匹が嬉しそうにしっぽを振って窓を見ているので何かと思って見ると、熊がこちらをのぞいていたそうです。 絵本の中なら楽しいお話になりそうですが、現実となるとヤッパリ怖くて緊張します。


2010年10月11日月曜日

香茸


秋には必ずキノコ狩りに出かけるご夫婦から、沢山のキノコを頂きました。

お馴染みのキノコ、リコボウとサクラシメジに加えてとても珍しいコウタケ(皮茸、香茸)というキノコも頂きました。教えて頂いた通りに、茹でて苦味をとり、裂いて大根おろしで食べました。初めての味でしたが、香りも食感もよく何とも美味。自分で採る野生のキノコはリコボウのみ、と決めていましたが、新しい味を知ってしまいました。でも、この香茸はなかなか見つからない貴重なキノコのようです。

2010年9月20日月曜日

江戸からかみ


秋の展示会シーズンが始まりました。 この秋も東京ではグループ展、関西では個展があります。個展の時はいつも会場作りに悩みます。 今日は出品予定のランプと組み合わせる、江戸からかみの屏風を作りました。雲母の粉で摺られた文様が、光と陰に浮かび上がる様子は、ちょっと素敵です。


2010年9月7日火曜日

姫川源流


連日あまり暑いので、ぼんやりした頭を切り換えようと白馬へ行きました。

自転車に乗るつもりでしたが、北風が強く、軟弱サイクリストはウォーキングに変更。 姫川源流湧水と親海湿原をゆっくり散策しました。名前はわかりませんがピンクや白、オレンジや青色の花をつけた野草も見られ、清流の証であるバイカモ(梅花藻)も清楚に花を咲かせていました。


2010年9月1日水曜日

初物


近所のりんご農園の前を通ると”さんさ”と書かれた看板が出ていました。

9月から11月にかけて、安曇野はりんごの季節。 ”さんさ”から始まり”サンふじ”までいろいろな種類のりんごが味わえます。 もう出てる! と思わず一袋購入。甘味と酸味がほどよく混ざった初物の味。 猛暑の中、汗だくで食した秋の味。 

2010年8月18日水曜日

愛の叫び


その昔、テレビのなかった新婚時代、暇にまかせて夕食後はこんな言葉遊びをしていました。

** 愛の叫びは熱いか冷たいか? 

答えは冷たい。 アイ・スクリームだから。

冷たい愛の叫びに、甘いマーマレードを添えて、どうぞ召し上がれ。

今日も残暑厳しく工房の温度計は32度、まだまだ暑い!


2010年8月9日月曜日

ぬるめ


大町温泉郷の近く、上原(わっぱら)地区に ”ぬるめ” はあります。北アルプスの冷たい水を、少しでも暖めて、田んぼに流すための温水路です。

夏はちびっ子達の水遊びの場所として最適。”わっぱらんど”の名で公園として解放されています。 東京から来ているチビさんを連れて一日ゆっくり涼んできました。 猿の先客がありましたが、平日のせいか人も少なく、ほとんど貸し切りで遊べました。

2010年8月5日木曜日

藍染め


高橋節朗美術館で開催されている、佐藤亜都子さんの染色展に行ってきました。

日中35度という暑さでしたが、母屋は風も通り、少し薄暗い光の中で草木染めの着物が美しく展示されていました。ご主人の彫られた能面も落ち着いた雰囲気の中に、ほのかな色気を漂わせていました。

お庭で栽培なさっている藍の葉っぱで染色も体験させて頂きました。生の葉っぱをサラシにはさんでカナヅチでたたくと、美しい藍の葉ががそのまま写りました。洗うのがもったいなくて、しばらくこのままの色を楽しむ事にします。

2010年8月4日水曜日

干しきゅうり


この夏はまっているもの。 干しきゅうり。

ご近所から頂く夏野菜は、採れたての地元ならではの美味しい野菜達です。

ただ、どうしても収穫の時期が重なるので、頂くそばから追いかけられるように頑張って食べる事になります。

去年、干し野菜というのを知り、試してみるとこれが美味しい! この夏は特に干しきゅうりにはまっています。 そのままでも、炒めても、漬け物にも、パリパリの食感が何とも新鮮な味わい。10本くらいはすぐに消費してしまいます。醤油、酢、砂糖、みりん、唐辛子のつけ汁で作った漬け物は保存もきくので、いくら頂いても困らなくなりました。


2010年7月28日水曜日

ヒヨドリその後


蛇騒動の後、4羽のヒナを確認しました。 順調に育ち巣立ちも近いのかと思っていた矢先、事件再び。 又もや蛇に襲われ、気づいた時は巣をぐるっと巻いていて、棒でたたいてもなかなか離れません。 何とか石でたたいて追い払った後、落下したヒナのうち1羽だけが命をとりとめました。 その後、親鳥がエサを与えていたので大丈夫と安心して外出しました。 

しかし、夕方戻ってみると、巣の中には何の気配もありません。 親鳥の姿もなく、うるさく泣く声も聞こえません。 何事かあったと想像もされますが、うまく巣だってくれたと思う事にしました。 


2010年7月22日木曜日

ヒヨドリの子育て


工房の窓から見える梅の木にヒヨドリの巣を発見。 

葉っぱがうっそうと茂っているので、わずかな隙間からようやく見えました。 しかも地上3メートルくらいの場所にあります。親鳥達が交代で虫などのえさを運んでくると、巣のふちにくちばしがパクパクしていて、3羽のヒナが確認できました。それから毎日ヒナ達の成長を眺めています。 が、昨日事件発生。 

親鳥がまるでけんかをしているようにけたたましく鳴くので、何事か見ると、何と巣の上で何かくねっているではありませんか。昼寝中の家人を起こして蛇を追い払い、途中の枝にひっかかっていた、産毛が生え始めたばかりのヒナを巣にもどしました。 しかし巣の中は見る事ができず、もう気になって仕方ありません。 少し枝を切って観察しやすくしました。 用心深く警戒していた親鳥が虫をくわえて巣に戻った時、ヒナ達のくちばしが見えました。 ああ、生きてたんだ! やっと仕事に戻れたのはもう夕方でした。


2010年7月20日火曜日

天蚕


天蚕を育てているSさんが、営繭が始まったと一頭(蚕の数え方、初めて知りました)持って来て下さいました。 昨日から繭を作り始めたので、まだ繭の中に蚕が透けて見えます。 糸を紡いでいるのか、繭の中で一生懸命動いている姿は、本当に健気で可愛らしく、ドラマチックです。 


2010年7月19日月曜日

梅雨明け


朝、久しぶりに晴れていたので自転車散歩に出かけました。 連休のせいか早朝のサイクリング人に4~5人出会いました。 舗装道路をビューンと走る人、畦道をきょろきょろ走る人(私)、みんな夏の朝を気持ちよく駆け抜けて、一日の始まりです。


2010年7月14日水曜日

虹をつくる人


”虹をつくる人”展、終了いたしました。

梅雨空にもかかわらず、ご来場下さった皆様ありがとうございました。


2010年7月6日火曜日

天蚕


安曇野へ引っ越して4年目のSさんのお宅へ久しぶりに伺いました。

いろいろな種類の野菜を作ったり、藍染めの藍を育てたり、テラスでは天蚕も育てていました。 クヌギの葉の間に何匹もいるというのですが、どこにいるのか全然わかりません。 指差されて”あっ、これ”とびっくり。 擬態で葉っぱになりすましたその姿はもう感動的。 幼虫は数回脱皮して7月下旬には美しい黄緑色の繭を作るそうです。


2010年6月26日土曜日

虹をつくる人


ギャラリー・シュタイネでのオモシロコモノ展、終了いたしました。 ご来場下さった皆様ありがとうございます。 ひき続き”虹をつくる人”展が始まりました。 虹をテーマにしたガラスの作品やキャンドルが、梅雨の晴れ間を爽やかに演出してくれます。 工房KAZからは虹色のランプと写真を出品しています。


2010年6月25日金曜日

W杯


デンマークとの試合に見事な勝利を治め、決勝トーナメントに進んだ日本代表チーム。

唐松ぼっくりのボールでいつも遊んでいるロンにゃんも、ドリブル練習に余念がありません。


2010年6月11日金曜日

能登から安曇野へ


ヤドカリの背中はイソギンチャク、お尻はモグラの顔、鼻のあたりはバフンウニの模様が沢山。 そんな不思議で素敵な陶芸作品の作者は中山昌果さん。能登の珠洲で生まれたヤドカリは、信州の安曇野へやって来て、元気なパワーを発散しています。

2010年6月8日火曜日

花菖蒲と睡蓮


野外でお弁当を食べるのに、お気に入りの場所が中綱湖にあります。 今日は思いがけず、花菖蒲と睡蓮が見頃でちょっと幸せでした。


2010年6月5日土曜日

オモシロコモノ展


森の中に静かに佇むギャラリー・シュタイネでオモシロコモノ展が始まりました。普段は木工や楽器の製作、建築図案の仕事をしている工房からアイデアの詰まった小物達が集まりました。工房KAZからはミラー額と実験的ガラスのスイーツを出品しています。


2010年6月3日木曜日

ギンリュウソウ


何年か前に馬羅尾の森で初めてこのギンリュウソウを見つけた時は、珍しいモノを発見した!と密かに喜んでいました。 まるでマツタケの群生でもみつけたように。 今年は有明の別荘地に住む友人に、家の近くにあると教えてもらいました。目を凝らして探してみると、ありました。 重なった落ち葉の中にひっそりと。 夜中に月明かりの下で見たらどんなかしらと想像してしまいます。

2010年5月19日水曜日

ギャラリー坂木


14日から神戸のギャラリー坂木で展示会が始まりました。 23日が最終日。ランプを中心に、パネルやミラー額など展示しています。 オーナーが美味しいお茶を入れて下さいます。

三宮から歩いて10分ほどの、北野坂に面した赤いテントがあるお店です。 近くに沢山ある異人館では結婚式やパーティーなども催され、道行く人たちはおしゃれで華やかです。ジャズの町でもある神戸はジャズクラブもあちこちにあります。今回は行きそびれたので、次回は是非、と思っています。10数年ぶりに訪れた神戸は、震災から力強く復興し新たな町づくりを模索していると感じました。

松川村へ戻ると、田んぼのカエルたちが楽しそうにスイングしています。これもなかな味わい深い、、、


2010年5月12日水曜日

横浜の夏みかん


横浜の友人の実家には、彼女が子供時代プイッと捨てた種が芽を出し、大きく育った夏みかんの木があります。 今年も沢山の実がなったと送ってくれました。 勿論、無農薬。 果肉も皮も食べ尽くします。 マーマレードは定番ですが、最近彼女に教えてもらったオランジェット(皮を甘く煮てチョコでコーティングしたお菓子)もレパートリーに加わりました。 う~ん、作るのが楽しみです。

2010年5月11日火曜日

小谷村のこごみ


いつまでも寒さが続いたので、今年の山菜採りは少し時期が遅れているようです。毎年連休の頃に、小谷村の山菜を頂きます。 今年はなかなか来ないなあ、と思っていたら、ちゃーんと届きました。 こごみはほとんどアクがないので、天ぷらは勿論、ゆでてサラダやおひたしなどいろいろ楽しめます。 便秘気味の人にも快調な朝がやってくると聞きますが。

2010年5月10日月曜日

水鏡


今年も田植えの季節。 この時期は田んぼに水が入り、田植えを待つばかりの水面には、見事に逆さまの景色が映ります。 あちこちの田んぼに、山や空が映っているのを見ると、何だか宇宙が足下にもずっとずっと広がっているような不思議な気分になります。


2010年4月21日水曜日

拾ヶ堰の桜


安曇野が誇る(?)拾ヶ堰の自転車道。 桜の花はもう散っているかしらと思っていたら、満開の桜を見る事ができました。 新芽の緑と桜の淡いピンク、北アルプスの雪も残り、幸せ色の春の景色。 ええなあ。 


2010年4月19日月曜日

すずむし荘の桜


久しぶりに朝の自転車散歩に出かけました。 2日前には季節外れの雪に一面の銀世界。 一斉に咲いた春の花達も凍えている様子でしたが、今日は青空も見えて桜の花ものびのびと見えました。 村の温泉施設の桜並木もちょうど見頃を迎えていました。

2010年4月14日水曜日

坐禅草


大町市にある居谷里湿原へ行ってみると、ちょうど座禅草が見頃でした。名前の由来の通り、達磨大師が座禅を組む姿に似ていて、ユニークな姿のダルマさんが大勢いました。



2010年4月6日火曜日

梅が見頃に


工房の窓から毎日眺めている梅の花。 今年は寒さが長引いて蕾の時期がとても長かったのですが、ようやく見頃を迎ええました。 と思ったら、辛夷や桜(サクランボの花)も今日開花しました。モクレンは大分色づき、もう間もなくです。 花達が一斉に咲き始める信州の春。うきうきする季節です。


2010年3月19日金曜日

ストーブの薪


安曇野に住まいを移した時に、ちょっと贅沢をして薪ストーブを入れました。

工房の唯一の暖房が薪ストーブなので、冬になると大活躍です。 一冬に使う薪の量もかなりなもので、それを準備するのも楽しみのひとつです。 割った薪をたっぷりと積み上げた時の満足感と幸福感は何とも言えません。

今年は、森の間伐など林業の仕事をしている山仕事創造舎から、ナラの原木を分けてもらいました。 一冬分にはまだ足りませんが、まずは一安心。 薪にするまでには体も心もしっかり暖まりそうです。

2010年3月10日水曜日


春の大雪


朝起きると、昨日からの雪が 40cm 位積もっていました。

この冬一番の大雪です。 水分たっぷりの湿った春の雪です。

以前は雪かきも楽しい趣味だったのですが、最近はちょっと

体力不足。 後遺症が気になるのでほどほどに。

 

2010年2月25日木曜日

猫のおしゃべり


ロン   おお、クロネコよ、お前もか!

クロネコ 何の事です?

ロン   その、みかん帽子。

クロネコ ああこれ、似合うてますやろ?

ロン   うん、似合ってる。

クロネコ そういうアンタかて、結構似合うてまっせ。

ロン   ありがと。 でも、飼い主の遊びにつき合うのも大変だよね。


2010年2月12日金曜日

着氷注意報


昨日は午後から冷たい雨になり、着氷注意報も出て、夜には雪になりました。中央東線や大糸線では架線が凍りついて、運転が見合わされました。

凍りついたのは架線ばかりでなく、木の枝や草についた水滴も凍らせました。 外出の時に、今日は森の木々も、公園の植木も荒れ地の草も、どうしてこんなにきれいな水滴がついているのだろう。暗いのに輝く景色が不思議でした。ふと庭の木を見ると、あれ~凍ってる~ 初めて気づきました。

自然の風景には時々びっくりするような感動を覚える事があります。

めったに出会えない現象ほど感激も大きいのでしょうね。

2010年1月27日水曜日

自転車日和


澄みわたる青空に誘われて、久しぶりの自転車散歩にでかけました。

安曇野には用水路が沢山あり、その水路に沿って自転車道が整備されています。 今日は安曇野排水路から拾ヶ堰を走ってみました。 北風は少し冷たかったのですが、真っ白な雪山を見ながらの走りは快適でした。 拾ヶ堰沿いには桜並木もあり、春の散歩も楽しみです。


2010年1月23日土曜日

プリンター


10年来使っているプリンターが、昨年12月に、突然動かなくなりました。

数日前まで使っていたのにです。 動かなくなるのはいつも突然です。 地物のプリンターなので、近くの修理センターに持って行きました。 年賀状作りの時期のせいか、何人かがプリンターをかかえてやってきます。 順番が来て状況を説明すると、多分部品交換になるでしょうと。 しかし、部品の在庫期限が過ぎていて修理不能との事でした。 製造中止になってから7年は部品を保管しておくそうです。 残念、あきらめて家に持ち帰りました。

が、廃棄処分にするしかないのならと、機械が動かなくなった時の伝統的な解決方法を試してみる事に。 たたいたり、壊れる程にガタガタさせたり。

すると、何という事でしょう、目覚めたのです。 試しに印刷すると、何と小さな小さな蛾が出てきました。 はは~ん、原因はこれだったんですね。その後は順調に動き、ストックしてあったインクも無駄にせずに澄みました。

ところが、先日の印刷では文字がダブって印字され、一向に回復の兆しはなく、とうとう動かなくなりました。 いよいよ引退の時がやってきたようです。

写真や手紙やカタログや、いろいろな印刷をして役立ってくれました。 時には猫のベッドとして。 長いあいだご苦労さまでした。


2010年1月19日火曜日

パネル


今年の仕事初めはパネル制作でした。


若いご夫婦が新築なさったお宅で、吹き抜けのリビングから見える二階の廊下部分です。 室内なので光がどのようにまわるのか気掛かりでしたが、南側の大きな窓から冬の日差しが斜めにはいり、ステンドグラスを照らしてくれました。

廊下の床に落ちるプリズムの光は、冬限定の楽しみです。


これから、新しいお家で作られる、家族の歴史の一コマになれるかも、と思うと何だか嬉しくなります。


2010年1月17日日曜日

寒い朝


この冬一番寒い朝。 最低気温は-10度くらい。

散歩の時に見た、枯れ葉についた氷の結晶がとてもきれいでした。


2010年1月8日金曜日

山からの客


年末に降った雪がまだ残り、田畑が白く輝く松川村です。

馬羅尾の森も木の実が少ないのでしょうか、山から離れ猿が食べ物を求めてやってきました。

畑を掘り起こしてこぼれている大豆を食べたり、裏庭に落ちている栗を上手に皮をむいて食べています。

野鳥用に木にさしたリンゴまでみつけて食べ、山へ帰って行きました。


2010年1月1日金曜日

2010 お正月


あけまして おめでとうございます。


大雪の降ったある一月のはじめ、飢えと寒さで動けなくなった私をこの家のワンコが見つけ、家の主人が暖かい薪ストーブの前に

寝かせてくれた。 背骨が見えるほど痩せて薄汚れた私を、仕方なく運んでくれた風だった。 

猫嫌いの家人達は元気になったら里子に出そうと飼い主を捜していたが、持ち前の美貌が災いし、行くところが見つかず、

いつの間にかこの家の猫となり ”ロンちゃん” と呼ばれるようになった。


あれから12回目のお正月を迎えている。こんな風にみかん帽子をかぶって。


ロン