2010年1月23日土曜日

プリンター


10年来使っているプリンターが、昨年12月に、突然動かなくなりました。

数日前まで使っていたのにです。 動かなくなるのはいつも突然です。 地物のプリンターなので、近くの修理センターに持って行きました。 年賀状作りの時期のせいか、何人かがプリンターをかかえてやってきます。 順番が来て状況を説明すると、多分部品交換になるでしょうと。 しかし、部品の在庫期限が過ぎていて修理不能との事でした。 製造中止になってから7年は部品を保管しておくそうです。 残念、あきらめて家に持ち帰りました。

が、廃棄処分にするしかないのならと、機械が動かなくなった時の伝統的な解決方法を試してみる事に。 たたいたり、壊れる程にガタガタさせたり。

すると、何という事でしょう、目覚めたのです。 試しに印刷すると、何と小さな小さな蛾が出てきました。 はは~ん、原因はこれだったんですね。その後は順調に動き、ストックしてあったインクも無駄にせずに澄みました。

ところが、先日の印刷では文字がダブって印字され、一向に回復の兆しはなく、とうとう動かなくなりました。 いよいよ引退の時がやってきたようです。

写真や手紙やカタログや、いろいろな印刷をして役立ってくれました。 時には猫のベッドとして。 長いあいだご苦労さまでした。