北アルプスの麓、安曇野に広がる森の一つが馬羅尾の森です。 工房KAZはその森と田んぼにはさまれた小さなステンドグラス工房です。
「唐辛子 羽をつけたら 赤とんぼ」
このフレーズはかつてのフォークグループの歌だとばかり思っていたら、実は松尾芭蕉の句だと知って、 思わず 「赤とんぼ 羽を取ったら 唐辛子」か、と。 でもこれではちょっと可愛そう。 そこで一句 「葛の葉に ちょっと休憩 赤とんぼ」
今日は秋晴れの爽やかな陽気に、空いっぱいの赤とんぼが気持ち良さそうに飛び回っていました。
隣家の栗の枝が大きく伸びて、我が家の裏庭にたくさんの実を落としてくれました。 毎年、有り難く頂戴するのですが、今年もやっぱり拾わずにはいられません。 しかし、大きなザルに山盛りある栗の皮むきはた~いへん。 今朝偶然テレビで見た渋皮揚げがとても美味しそうだったので早速やってみました。10分ほど油で揚げて、熱いうちに塩でまぶすだけ。 皮はパリパリ、中はほくほく、新しい味発見! 家族にも大好評でした。
都会から引っ越して、安曇野暮らしを大いに楽しんでいるSさんご夫妻。今年もいろいろな夏野菜を作って持って来て下さいました。 今日は花オクラやツルムラサキなど珍しいお野菜を頂きました。あんまりきれいなので、陶器の花器に浮かべて飾りました。食用だというのでサラダで頂くと、美しいだけでなく、一瞬の歯ごたえと一瞬のぬめり感が何とも言えぬ美味しさでした。
紀伊半島に大きな被害を残した台風12号が去り、一週間ぶりに青空が戻ってきました。久しぶりに鷹狩山へ行くと、展望台がきれいに整備され、大町が一望できます。毎年見られる秋の景色が、今年も同じように見られる事が、実は当たり前ではなく、とても幸せな事だと改めて感じます。
先に展望台のベンチに腰掛けていたご夫婦と話していたら、すぐ下の道で熊が道路の真ん中にいてビックリしたというので、急いで車に戻りました。
秋に咲く花の中でも特に好きな花、われもこう。 河原の土手でクズのつるにからまれたワレモコウを採ってきました。 すすきと一緒に飾ると「秋だなあ」といつも思います。夏から秋へ移ってゆくSeptember、展示会の準備にアレコレ悩む季節でもあります。