2012年6月7日木曜日

あがりこサワラ



馬羅尾の有明山登山道入り口の近くにある「あがりこサワラ」の群生を見てきました。 不思議な姿の樹は、切り株から発芽する特性をいかして、伐採を繰り返すことでできた独特の樹木の形。切られた木はどのように使われたのか、こんな山の奥からどうやって運んだのか、遠い昔の林業に思いがめぐります。
直径が2メートル近くありそうな巨木が斜面のあちこちに立ち、空に向かって枝をのばしています。迫力あるその姿に不思議な森のエネルギーを感じました。